与那国町自治公民館連絡協議会

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主催団体 与那国町自治公民館連絡協議会
事業名称 与那国島の地域文化を象徴する御嶽の現状調査および管理修繕
開催場所 与那国島各所の13箇所の御嶽にて
取 材 者 与那国いとないネットワーク (祖納元・松田)

1.今回の活動内容

・与那国島に存在する13箇所の御嶽の現状調査および清掃管理

2.取材内容

Qこのような活動に至った経緯は?
A 担当

与那国島には古くから様々な年間行事が行われていますが、その際に祭場となる主な御嶽が13箇所ありますが、おおかた御嶽が建てられてからかなりの年月が経っており、傷みが激しく管理の行き届いていない御嶽などは崩壊寸前の状態にあります。この現状を踏まえ御嶽それぞれを調査、管理を行い修復に向けての取り組みを進めていくことが必要であることから、与那国町自治公民館連絡協議会では現状況を把握し今後の計画を検討する。

Q活動の具体的な内容としてはどのようなものですか?
A 担当

現在の具体的な活動内容としては、まず、13箇所の御嶽の現地調査を行い。損壊箇所の確認や、祠自体の寸法を計り、図面としてデータ化し保存し、また、周辺の木々や植物の植生状況の調査をし、除草管理を行いました。

Q今後はどのように活動を展開していきたいですか?
A 担当

今回は現状把握ということで、状況調査と除草管理を行いましたが、御嶽の中には、祠の屋根が全壊しているものや、祠自体に亀裂の入っているものなど、早急な修繕を要するものが有り、今回の調査で、それらの優先するべき箇所を把握することができましたので、今後は与那国町や町教育委員会等と連携し取り組む必要があります。今後の展開として、全御嶽の屋根を瓦葺に復元していくことも検討し、また観光資源としても、ルール作りと周知を徹底した上で活かしていければ、町の活性化にもつながって行くものだと考えております。

どぅなんファンド事業 活動成果報告会

与那国町では、平成24年度に策定された『どぅなんファンド基本構想』に基づき、町の活性化に向けて町民、企業、団体のまちづくり活動を支援する、『どぅなんファンド町民活動支援助成金制度』を開始することとなり、公募した結果、3団体の応募がありました。
『どぅなんファンド町民活動支援助成制度』に基づく3団体の活動成果発表会を開催します。
発表会後は、懇親会も開催します。皆さま、奮って、ご参加ください。
 連絡先:与那国町総務財政課 小嶺 TEL: 0980-87-2241

 
主催:与那国町
日時:平成26年3月27日 午後6時から8時
場所:佐久川家
発表団体:
 〇与那国いとなみネットワーク
 〇与那国町自治公民館連絡協議会
 〇与那国食育の会

与那国いとなみネットワーク

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主催団体 与那国いとなみネットワーク
事業名称 台湾との交流の歴史を知り、与那国のこれからを考える
開催日時 平成26年3月7日(金) 18:30~21:00
開催場所 佐久川家
取 材 者 与那国いとないネットワーク (祖納元・松田)

1.今回の活動内容

今回は、毎日新聞社の松田良孝記者へ依頼し、与那国島と台湾との交流・交易について講演をしていただき、それをもととしこれからの与那国島のあり方を考える意見交換会を実施。

2.取材内容

Q 今回の講演及び意見交換会をするに至った経緯は?
A 与那国いとなみネットワーク 担当

与那国島は戦前、距離の近い台湾とは、生活物資の行き来や就業・就学などの交流がされており当時は5000人規模の定住者がいました。また戦後、密貿易を行っていた頃には人口12000人を数えるに至った経緯があります。現在では1982年より30年にわたり花蓮市とは姉妹都市として友好関係を築いていますが、今後、このような関係の中、与那国はどのようにあるべきなのかを考える機会が必要では?ということで、現在、戦前からの八重山諸島と台湾との関係を取材し続けておられる、八重山毎日新聞社の松田良孝記者に講演を依頼し今回の会を実施するに至りました。

Q 講演の内容はどのようなものでしたか?
A 与那国いとなみネットワーク 担当

今回の講演は、八重山毎日新聞社の松田良孝記者よりの講演でした。台湾との交流の盛んだった南方澳の港など、ゆかりのある場所の紹介、与那国から台湾へ雇用を求めて渡ったなど様々な経緯、その与那国の人が渡った痕跡などの紹介があり、また島民の中には個人単位での台湾人とのかかわりがあるようだが、そういったネットワークをもっと広げていければ今後かかわりが深くなっていくのではないか?などの参加者への問いかけがあり、非常に島民として考えさせられる内容となっておりました。

Q 意見交換会ではどのような意見がでましたか?
A 与那国いとなみネットワーク 担当

意見として下記があげられました。

  • 111kmという近い距離にありながら、直接の台湾と与那国をつなぐ交通機関がないことや、交通費が非常にかかることなどが交流の妨げとなっている。
  • 台湾で使われる言語を話せる人材が不足していることから、与那国に来られた際に通訳なしでは対応できない、民宿などでもそのような場合に対応出来ないのが現状としてあるため、台湾の言語を話すことの出来る人材の育成に力をいれては?
  • 町の支援で子供達の進路の選択肢として台湾への留学を積極的に行えるように出来ないか?

など交通機関の不便さ、言語を話せる人材の不足についてなどが主だって意見されており、人材育成の対象として子供達に焦点をあてていきたいというような意見交換がなされていました。

Q 今後はどのように活動を展開していきたいですか?
A 与那国いとなみネットワーク 担当

今回の講演では、戦前から戦後にかけての与那国の人がかかわりをもった主な台湾の地域の紹介があったのですが、実際はもっと多くの地に、かかわりを持っていたと思います。それらの情報を収集し与那国の人たちの足取りを記した与那国版の台湾地図の作成や、子供たちを対象とした台湾への留学推進の活動、個人レベルでの台湾とのかかわりを、つなげ、台湾・与那国のネットワークを広げていける活動を展開していきたいと考えております。

与那国食育の会

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主催団体 与那国食育の会
事業名称 比川小学校食育農園整備
開催日時 平成26年2月20日(木)16:00~17:00
開催場所 比川小学校食育農園
取 材 者 与那国いとないネットワーク(祖納元・松田)

1.今回の活動内容

比川小学校の生徒も交えた比川小学校食育農園への防風林(オオギバショウ)の植え付け作業

2.取材内容

Q 比川小学校食育農園を設置するに至った経緯は?
A 本田 哲也さん

はじめは比川小学校の方より、校内にある畑をどう利用しようかとの相談があり、私と、東浜安伸さんで与那国食の会というボランティア団体として、その校内の畑を整備し、子供たちに、作り、育て、食べるという基本的なことを実践できる場を提供しようということで、比川小学校食育農園を設置することとなりました。去年の10月頃はに7種類の芋の植え付けなどを行い3月には収穫予定です。

Q 収穫の際の収穫物はどのように利用するのですか?
A 本田 哲也さん

まずは子供達に食べてもらいます。7種類の芋がありますが7種類それぞれの芋の持つ特性があり、その芋に合わせた調理方法があるのでそういったことも子供たちに感じてもらえればとおもっております。

Q 今回はどのようなことを行うのですか?
A 本田 哲也さん

今回は、子供たちに畑の周りに防風林となるオオギバショウの苗の植え付けを行ってもらいます。この畑は海から近く潮害の影響も受けますし、風の強い与那国ではこれらの対策が農業をする上で大切ですので、そういった厳しさなどを伝えられればと思っております。

Q 今後はどのように活動を展開していきたいですか?
A 本田 哲也さん

今後はこの農園で子供たちが育てた島野菜を比川村共同売店等で販売をし、島野菜などの普及や地域の活性化につながる活動をしていきます。

平成25年度の助成団体が決定しました

平成25年度の助成団体が決定しました

【助成対象団体】 【支援対象事業名】
与那国食育の会  比川小学校食育農園整備
与那国町自治公民館連絡協議会 与那国島の地域文化を象徴する御嶽の現状調査および管理修復
与那国いとなみネットワーク 台湾との交流の歴史を知り、与那国島のこれからを考える

 
申請決定趣旨】(PDF)

受付は終了しました

助成団体が決定次第、助成団体名を公表いたします。